秩父の食材を使ったご当地ひと口コロッケ「ちちぶコロコロ」が、10年以上の時を経て復活!
秩父市商店連盟連合会とみやのかわ商店街振興組合(ともに埼玉県秩父市)は、国分首都圏株式会社、株式会社富強食品、ニューホライズンコレクティブ合同会社の売れる仕組み創造室と連携し、秩父のご当地グルメとして親しまれた「ちちぶコロコロ」を10年以上の時を経て復活させた。

「ちちぶコロコロ」は、秩父の新たなご当地グルメをつくろうと開発された「ひと口サイズの球状コロッケ」だ。秩父の食材を使うことを目的に2012年度から開発が進められ、2014年度にはフードアドバイザーの助言を受けながら改良を続けた。
そして、「秩父の食材を1品以上使用した、ひと口大サイズの球状コロッケ」というルールのもと、市内の20店舗がそれぞれの特色を生かした商品を発売。自家製豆腐やしゃくし菜漬け、ずりあげうどん、秩父太白芋など、地域ならではの食材や食文化を取り入れた個性豊かな商品が誕生した。
2015年には、みやのかわ商店街振興組合が主催する地域の商店街イベント「みやのかわナイトバザール」でも販売されるなど、秩父の新たなご当地グルメとして注目を集めた。しかし、その後は地域でのさらなる普及・定着には至らなかったという。
今回は、10年以上の時を経て当時の開発に携わった両団体が中心となり、復活に向けたプロジェクトを始動。「もう一度、秩父のまちで楽しめるご当地グルメにしたい」と、当時のコンセプトを受け継ぎながら、新たな商品として再構築した。
復活版では、秩父地方の伝統野菜「しゃくし菜」の漬物を油炒めにし、コロッケの生地に練り込んでひと口サイズに仕上げた。しゃくし菜は、葉の形が杓子に似ていることから名付けられたとされ、漬物などにして地域で親しまれている。製造は富強食品、販売は国分首都圏が担い、飲食店向けの業務用商品として展開する。
9月には、秩父市の飲食店「ファミリーレストランみのり」で、飲食店関係者や報道関係者を対象としたお披露目会を開催。商品説明や試食を行い、飲食店でのメニュー化や取り扱いを呼びかけた。さらに同月には、「秩父駅前横丁 宮森マーケット」に出店し、復活後初めて「ちちぶコロコロ」を販売した。
今後は取り扱う飲食店を増やし、地域住民だけでなく秩父を訪れる観光客にも楽しんでもらえる「秩父の定番グルメ」を目指したいとしている。

