川越の老舗・龜屋(かめや)、スフレどら焼き専門店を開業!焼きたて提供の新業態
株式会社龜屋(埼玉県川越市)は、川越市幸町の既存店舗をリニューアルし、スフレどら焼き専門店「龜屋kashichi 小江戸すふどら」を2026年4月20日にオープンした。焼きたてのスフレ生地と同社のあんこを組み合わせ、その場で味わう新たなどら焼きを提供する。

「小江戸すふどら」は、空気を多く含んだ特製のスフレ生地を1枚ずつ焼き上げることで、ふわふわとした食感を実現。あんこは、同社の代表銘菓にも使用される北海道産の特製つぶあんに加え、川越の名産にちなんださつまいもあんの2種類を用意する。さらにホイップクリームやバター、クリームチーズといった追加トッピングを組み合わせることで、好みに応じた商品を選べる仕組みとなっている。価格は各400円で、トッピングは各100円。焼き上げは店頭で行われ、提供までの工程も含めて来店者が体験できる点も特徴のひとつである。営業時間は11時から17時までで、売り切れ次第終了する。
店舗は東武バスウエスト「仲町」停留所から徒歩1分の場所に位置し、観光客が訪れやすい立地となっている。蔵造りの町並みが広がるエリアのなかで、食べ歩きや散策の合間に立ち寄りやすい業態として展開される。焼きたての商品をその場で味わうことに重点を置き、持ち帰りだけでなく現地での消費も想定した提供スタイルとなっている。
川越市は年間約716万人が訪れる観光都市であり、歴史的な景観とともに飲食や土産の需要が高い地域である。龜屋は1783年創業の和菓子店で、240年以上にわたり菓子づくりを続けてきた。川越藩御用達としての歴史を持ち、地域に根ざした営業を続ける一方で、新しい取り組みも進めている。今回のリニューアルでは、従来の和菓子づくりで培った技術と素材を活かしながら、焼きたてという提供方法を取り入れることで、新たな商品価値の創出を図る。伝統と新たな試みを組み合わせた店舗として、川越の観光エリアにおける新たな選択肢のひとつとなる。

