茨城ロボッツとN高グループ、ZEN大学が「スポーツ×教育推進に係る連携協定」を締結
2025年1月16日、学校法人角川ドワンゴ学園(沖縄県うるま市)は、N高グループおよび2025年4月に開学予定の「ZEN大学」を運営する学校法人日本財団ドワンゴ学園、さらにB.LEAGUE B1所属のプロバスケットボールクラブ「茨城ロボッツ」を運営連携する株式会社茨城ロボッツ・スポーツ候補の三者間で、「スポーツ×教育推進に係る協定」を締結した。地域社会とオンラインをフィールドとして、三者の強みを活用し、地域発展と人材育成を目指すものである。
本協定の背景には、S高等学校の本校が茨城県つくば市にあり、同市が茨城ロボッツの創業の地であるという地理的なつながりがあり、以下の3つを柱として取り組みを行う。
1つ目は「地域社会への貢献」である。 茨城ロボッツが取り組む地域活動を学びの場として活用し、地域活性化を目指す。それとともに、生徒・学生がCSR活動「M-HOPE」に参加し、実践的な学びを得る機会を提供する。
2つ目は「スポーツビジネスの発展」である。茨城ロボッツが取り組む地域づくりや開発施設などに生徒・学生が接することで、プロスポーツの仕事の現場を体感させる。「茨城ロボッツ」を題材にした学習コンテンツの企画・提供、および、スポーツビジネスに関する講座を実施。
また「CITY EDITIONユニフォーム」をデザインする課外学習プログラムでは、プロスポーツチームの公式ユニフォーム制作に挑戦し、最優秀作品が実際に採用される予定である。
3つ目は「スポーツ機会の提供と次世代アスリートの育成」である。オンラインを軸とした学習環境を活用し、アスリートを目指す生徒に多様な学びの場を提供するとともに、助成生制度幼児競技と学業の両立を支援する。また、生徒の健康づくりを促進する取り組みも行う。
関係者は本協定に大きな期待を寄せており、山中伸一理事長は「スポーツを軸に地域・企業との連携が広がり、貴重な学びの場を提供できる」と述べている。一方、川﨑篤之社長は「プロスポーツと教育の未来を共有し、新たな価値を継続していく」と語った。