清掃技術を競う「キレイ1グランプリ2026」が開催。高校生と清掃のプロが同じ舞台で対決
キレイ1グランプリ実行委員会(埼玉県さいたま市)は5月29日、清掃技術を競いながら業界の魅力や社会的価値を発信するイベント「第3回 キレイ1グランプリ2026」を、さいたま市文化センターしらさぎホールで開催する。

同イベントは、清掃業界に根強く残る「3K(きつい・汚い・危険)」のイメージを見直し、「キレイを守り、社会に貢献し、感謝される仕事」として再定義することを目的に実施される清掃フェスである。会場では、清掃の基本動作である「掃く」をテーマにした競技大会や、報告書を題材にしたトーク企画、生成AIを活用したクイズ企画などが行われる。
大会のメイン企画となる「ゴミゼロ2026 チャンピオンシップトーナメント」では、2m四方のコート内で、ホウキとチリトリのみを使用し、おはじきやスポンジ、折り紙、ゴムボールなど計53個のゴミを制限ルールのなかで素早く掃き取る競技を実施する。スピードだけでなく、丁寧さや正確さも求められ、ゴミや身体がコート外に出るとペナルティが課される。利き腕部門と非利き腕部門が設けられ、最後には両部門の優勝者による決勝戦も行われる。
今回は複数企業による合同トーナメント形式となり、全国42都道府県の高校生が3人1組のチームでごみ拾いを競い合う大会「スポGOMI甲子園2025」の全国優勝校である川口工業高等学校掃除部(埼玉県川口市)の高校生も参加する。清掃のプロと高校生が同じコートで競い合う世代横断型の対決として実施され、優勝者には京都・西陣織を用いて制作された特製ホウキ「優勝ホウ旗」が授与される。
また、「報告書アワード」では、清掃現場で作成される作業報告書をテーマに、各社代表者が講評を行う。さらに「清掃AIクイズ」では、生成AIが作成した清掃知識に関する○×クイズを来場者参加型で実施する。
実行委員会事務局を務める株式会社たてものサービス(埼玉県さいたま市)は、建物総合管理や清掃業務を手がけるビルメンテナンス企業で、慢性的な人手不足や高齢化が進む清掃業界の現状を背景に、2024年から同大会を開催している。現場で働く人が誇りを持てる業界づくりを掲げ、若年層や異業種への認知拡大、人材確保につなげる取り組みとして位置付けている。

