【伊香保温泉 ホテル木暮】創業450年へ、標高700m絶景ダイニング&歴史アート彩る“新”露天風呂付客室が誕生
群馬県の名湯・伊香保温泉を提供し、まもなく創業450年を迎える老舗旅館「ホテル木暮」(群馬県渋川市伊香保町)は、2024年から大規模なリニューアルを実施している。
第1弾として2024年夏、朝食ダイニング「空森(そらもり)」をオープン。第2弾として2025年3月29日より露天風呂付客室が新たに登場する。伝統のおもてなしはそのままに、絶景と地産地消の美食、そして歴史とモダンが融合した上質な空間で、記憶に残る特別な滞在を提供する。
朝食ダイニング「空森」は、 宿泊客のみ利用できる朝食ビュッフェ会場で、標高約700mの地に広がる天空のダイニング。高さ2.5m幅50mの北東一面を映す大窓から、草津白根山~赤城連峰までの雄大な景色を一望できる。メニューは地元食材を使用した約100品をラインナップ。群馬県産の新鮮な野菜や上州麦豚の加工品、群馬の郷土料理「おっきりこみ」など、地産地消にこだわった料理が並ぶ。また、長さ13mのカウンターを持つライブキッチンを新設。シェフが出来立てのオムレツや天ぷらなどをその場で調理し提供する。
3月にオープンする露天風呂付客室のテーマは「和モダンの継承」。床・壁すべてを一新し、静謐なデザインの中に日本の伝統美をちりばめた。和の趣を大切にしつつ、ユニバーサルデザインを取り入れた最新の設備を完備し、露天風呂には日本の伝統文様である麻の葉模様のタイルを使用。壁面にはホテル木暮450年の歴史を切り絵で表現した装飾を施し、湯に浸かりながら歴史と文化に触れられる。
また、4名までなら部屋食が可能で、地元群馬の旬の食材をふんだんに使用した会席料理を気兼ねなく堪能できる。宿泊料金(参考)は 1泊2食付 38,650円〜(2名1室利用時1名あたり)となっている。
館内には、昭和天皇が宿泊された際に使用された椅子や食器、常連客であった渋沢栄一から贈られた書が飾られたりと、450年の歴史を物語る展示物も用意され、ホテル全体がアートギャラリーのような趣に。滞在を通して、伊香保温泉と同ホテルの歴史を感じられる。