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【群馬】「お寺で暮らすように過ごす」 700年続く宝林寺の1組限定1棟貸しの宿「TEMPLE STAY ZENSŌ」が開業!

 約700年続く「宝林寺」(群馬県邑楽郡千代田町)は、千代田町唯一の宿泊施設となる「TEMPLE STAY ZENSŌ(テンプル ステイ ゼンソウ)」を2023年1月30日に開業した。空き家となった宝林寺の離れを改装した、 “現代人が余白を楽しむ”ための令和版“宿坊”(=寺泊)を1日1組限定の一棟貸しで提供。都心から90分、便利さを手放し少し手の込んだ日常の生活で、心と身体を調えることができるソウルリトリート体験が楽しめるものとなっている。

 2023年の旅行に関する国際意識調査によると、特に日本の旅行者47%が「『ウェルネス』&『リトリート』にプライオリティを置きたい」と回答するなど、自分自身と向き合う時間など心と身体の調和をテーマにしていることがわかる。(Hotels.com「2023年の旅行に関する国際意識調査※1」を参照)

 さらに昨今はインバウンドが回復傾向にあるため、日本文化や田舎体験を求める海外旅行者の街の入り口として「TEMPLE STAY ZENSŌ」が千代田町の起点となり周囲の橋渡し的役割として機能すること、また今後さらに増える空き家・空き寺などの活用事例になることを目指している。

 発起人の副住職 峻宏(しゅんこう)氏は、「構想から3年。幼少期に過ごした想い出の詰まったこの建物は、時代の流れとともに使われなくなり、空き家となってしまっていたが、こうして新たな息吹を吹き込むことができた。この寺泊を通して、何事もない日常の大切さに気づき、ポンと背中を押してあげられるようなきっかけを与えるお手伝いができればと考えている。」とのことだ。

【「TEMPLE STAY ZENSŌ」について】
●目的別に使いやすい一棟貸のプライベート空間
キッチンやリビングの他に、仕切り可能な畳の部屋を2つ用意(2LDK)。シャワールームや洗濯機も完備。押し入れを改装したテレワークスペースもある。愛犬も可。

●禅を感じられる様々な装飾やコンテンツ
滞在中は「喝・洗心・三味」を表現した千代田町の天然水で作るコーヒーが提供され、「己を見つめ直し、調える時間」を感じることができる。窓やテーブルには禅をシンプルに表現した「◯△□」を用いており、禅を感じられるコンテンツが多数。

●都心ではできないような特別な体験
現地の食材を楽しめるBBQ台やピザ窯が用意されており、お寺の裏庭には小さな古墳も見える。朝のお勤めや坐禅体験(要予約)にも参加でき、夕方にはお寺の参道や鐘楼堂のライトアップを独り占め。都心ではできない体験を楽しめる。

【概要・料金・予約サイト】
人数:基本収容人数6名。企業研修や合宿等の場合は8名まで対応可能。(6名以上の予約は要問い合わせ)
住所:〒370-0505 群馬県邑楽郡千代田町新福寺704-7
HP:https://zenso.horinji.or.jp/
料金:1人宿泊8000円〜(予約サイトにより異なる)+清掃料金(1滞在あたり)¥4,000

TEMPLESTAYZENSŌ直接予約:
https://templestayzenso.evoke.jp/search/listing/8a80818a84f3ae5f018504a279116361?sv=1
・Airbnb: https://airbnb.com/h/zenso
・Booking:https://www.booking.com/hotel/jp/templestay-zenso.ja.html

【発起人:副住職 峻宏(しゅんこう)】
黄檗宗大本山萬福寺専門道場にて修行後、複数のITベンチャー企業で法人営業、サービス企画、事業開発等を経験。その後、寺泊推進企業にて事業統括を行う。未来の住職塾 NEXT 1期生。2021年観光庁 城泊寺泊による歴史的資源の活用専門家派遣事業準専門家に就任。NHK WORLD RISINGへの出演等メディア出演多数。現在は株式会社GLOCALにて一棟貸しゲストハウス等の宿泊施設運営支援を行い、全国の宿泊施設立ち上げを行っている。また、お寺の業務に携わる中で、お寺のDXこそ急務であると肌で感じ、黄檗出身のエンジニアとともにお寺の情報基盤プラットフォームを開発中。

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