【メタバースを活用した観光活性化事業】館林市とクリーク・アンド・リバー社が覚書を締結
プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開する株式会社クリーク・アンド・リバー社(東京都港区)は、2024年11月28日(木)に群馬県館林市と「メタバースを活用した観光活性化事業」に関する覚書を締結した。
両者は今後、ゲーム系メタバースサービス「ROBLOX」における館林市オリジナル新バーチャル空間の制作と公開、さらに同社が運営するクリエイティブ開発スタジオが独自開発したクリエイター専用のメタバース「C&R Creative Studios Metaverse」を活用し、同市の魅力を発信するため、観光PRやメタバース体験など、多岐にわたる取り組みを実施する。
館林市は四季折々の花々や豊かな自然環境を有し、観光客を魅了する地域である。
一方で、観光地としての認知度向上の模索、若年層の訪問客獲得やデジタル技術を活用したプロモーション強化が課題とされてきた。
メタバースを活用した観光活性化事業を展開することで、次世代に向けたデジタル時代の観光促進モデルの新たな可能性を切り拓き、同市は「多くの人から愛される活力と魅力あるまち」を目指す。
同サービスはデイリーアクティブユーザーは約8,000万人(2024年6月時点)に達し、特にZ世代やα世代から高い支持を受ける3Dゲーミングプラットフォームである。
本取り組みでは、同サービスを活用し、同市の観光スポットや地域の特色をテーマに空間内にデザインし、ゴール地点にいる観光マスコットキャラクター「ぽんちゃん」を救出するため、訪問者がOBBY(障害物コース)をクリアするゲーム内容となっている。
公開期間は2024年12月9日(月)から2025年2月28日(金)となる。
またつつじが岡ふれあいセンター(群馬県館林市)に同メタバースを体験できるPCを設置する。
この空間を訪れると館林市内公共施設の入館券が割引になるキーワードの確認、さらに同市のプロモーション動画視聴や「たてばやしインスタグラムフォトコンテスト」の過去応募作品を鑑賞できる。
体験用PC設置期間(変更となる場合あり)は2024年12月10日(火)から2025年2月28日(金)までの開館日時のみ体験ができる。