埼玉県公式メタバース「バーチャル埼玉」がリニューアル!
クラスター株式会社(東京都品川区)は、埼玉県が運営する公式メタバース空間「バーチャル埼玉」の再構築を担当し、2026年10月1日にリニューアルオープンした。従来の3空間を5つのエリアに再編し、利用者が参加できる新機能を導入。県職員がイベントの企画や空間の運用・拡張を行える「自走型」のメタバースとして展開していく。

バーチャル埼玉は、相談や展示など多様な県民サービスをオンラインで提供する場として埼玉県が運営してきた。今回のリニューアルでは、これまでの運用検証で得た知見をもとに、クラスターが構築・移行を支援。「交流・相談・マッチング」を中核に据え、利用実態に合わせた空間の再編と、参加型コンテンツの充実を図った。
新たな空間は、エントランス、オープン、多目的交流、パビリオン、プライベートの5エリアで構成する。エントランスは埼玉県の名所をモチーフとした玄関口で、各エリアへの移動や県からのお知らせの確認が可能。オープンエリアは県内の河川をモチーフとした交流広場で、イベント開催時に開放される。
多目的交流エリアは蔵造の街並みや和室をモチーフとし、セミナーやワークショップなどに対応。座席は教室形式や車座形式などに切り替えられる。パビリオンエリアではセミナーや説明会、企業・自治体ブースの展示を行い、動画視聴や資料閲覧、個別説明などに利用できる。プライベートエリアは専用URLを発行する独立したクローズド空間で、個別相談などを想定している。
新機能として、エントランスには「彩の国さいたま」にちなみ、花を配置してドット絵をつくれる「フラワーピクセルアート」を設置した。10月13日までは第1回コンテストが実施され、応募作品の一部は、後日エントランスのパネルに掲載される予定となっているという。
オープンエリアには、参加者同士で3Dアイテムを配置できる「クラフト機能」を導入する。定期的に機能を開放し、利用者自身が空間を装飾したり、イベントや交流の場をつくったりできる仕組みだ。
バーチャル埼玉はスマホやタブレット、PC、VR専用機器などから利用できる。アプリ版に加え、アプリのダウンロードやアカウント登録を必要としないブラウザ版にも対応している。10月1日には新機能紹介ツアーも実施し、新たなバーチャル空間の活用をスタートした。

