大川運輸が点呼業務のDX化を実現! 遠隔・自動点呼で業務負担と人件費を軽減
大川運輸株式会社(茨城県鹿嶋市)は、株式会社ナブアシスト(群馬県前橋市)の提供するクラウド型点呼システム「点呼+(ロボット版・デスクトップ版)」を導入したと発表した。24時間体制を活用した遠隔点呼・自動点呼により、大幅な業務負担と人件費の削減、及び運行管理業務の最適化を実現している。

大川運輸は茨城県鹿嶋市を本社に置き、約500人のドライバーが6拠点、1,000台の車両を用いて24時間体制で運行業務に従事してる企業。これまで、毎日900〜1,000回にも及ぶ点呼を対面で実施しており、各拠点の管理者の負担や、早朝・夜間の点呼対応にかかる人件費が大きな課題となっていた。こうした背景から、本社の体制を十分に活用した最適な点呼運用方法を検討するなか、導入に至ったのが「点呼+」だ。
「点呼+」は、業務前・業務後の自動点呼を含め、点呼業務全般をクラウド上で一元管理できるクラウド型点呼支援システム。ロボット、デスクトップ、モバイルなど、多様なデバイスに対応しており、効率的かつ確実な点呼業務の運用を実現する。これにより運行管理者の負担軽減と高い安全性を提供することができる。
大川運輸は同システムを導入後、業務前点呼は「遠隔点呼」、業務後点呼は「自動点呼」を実施。24時間稼働している本社に常駐する運行管理者が、各拠点の遠隔点呼を一括で執行する。これにより、各営業所で早朝・夜間の経費削減、運行管理者の負担軽減につながった。
また、点呼業務をシステム化したことで、点呼以外でのドライバーと管理者間のコミュニケーションが増加し、より良い関係性も生まれた。現場とテクノロジー、人の力が結び付く「持続可能なDX推進」の一例と言える。さらに、拠点ごとにばらつきがあった点呼手順、品質が統一。不随効果として、社内教育用の独自マニュアルや使い方動画を整備し、ドライバー全員へのシステム定着につながるなど、ITリテラシーに左右されない土台づくりにも成功している。
大川運輸では今後も、DXを推進する「人」の力を最大限に生かしながら、現場の声に寄り添った運用と継続的な改善を続けていく考えだ。

