ザスパクサツ群馬のクラブハウス内に、サッカー療育のできる史上初の放課後等デイサービスが誕生! 1月4日オープンへ
児童発達支援や訪問介護、就労継続支援A型事務所の運営など、障がい者向けの多彩な福祉サービスを手がけるGLOBALTREE・ハッピーライフケア株式会社(東京都千代田区)は2025年1月4日、J1所属のプロサッカーチーム・ザスパクサツ群馬のクラブハウス内に、放課後等デイサービス施設「ザスパキッズby GLOBALTREE」をオープンする。福祉企業とスポーツチームがコラボし、球団施設内で支援サービスを行うのは、Jリーグ発足史上初の取り組みになるという。
「ザスパキッズby GLOBALTREE」は、障がいを持つ小学生以上の児童を対象に、サッカー療育に特化した専門的かつ革新的なプログラムを実施。障がいのある子であってもスポーツを楽しみ、体力・運動能力の向上に努められる施設となっている。
同施設が併設されているのは、ザスパクサツ群馬のクラブハウス「GCCザスパーク」。2024年5月に誕生したばかりの新しい練習拠点だ。外観には、同チームの公式マスコット「ザスパンダ/THESPANDA」をデザイン。プロサッカーチームを運営しながら地域に根ざした活動に注力する株式会社ザスパ(群馬県前橋市)が、これまでに17つの福祉サービスを展開してきたGLOBALTREE・ハッピーライフケア株式会社に共感し、今回のコラボレーションに至った。
指導面は、サッカーを通して身体の基本的な動作を習得できるのが特徴。療育過程の「できた!」という経験を積み重ね、子どもたちが持続的に成長する意欲や、自立意識、忍耐力をも育んでいく。もちろん、個々の特性やニーズに合わせて、最適なプログラムを構築。一人ひとりが自分のペースで成長できる環境を提供する。
このほか、家族や子どもに配慮したさまざまな支援も重要なポイントだ。共働きの世帯であっても安心して利用できる「送迎サービス」を用意。平日のみならず、土・日・祝日・長期休暇の利用も可能。利用時間も自由になっているため、障がい児を抱える家族のリフレッシュや休息にも役立てられる。
両社は今後も、地域社会への連携や貢献を目指していくと共に、スポーツへの参加機会を提供する取り組みを実施。障がいのある子どもたちが充実した放課後の時間を過ごせる環境を創出し、多様性と包摂性を兼ね備えた社会の実現を目指していく。