福祉支援型クレーンゲーム「毎日焼きたてパンキャッチャー」が5周年を突破。累計約8万個のパンを提供
株式会社東洋(埼玉県桶川市)は、同社が運営するクレーンゲームのテーマパーク「エブリデイ行田店」に設置している福祉支援型クレーンゲーム「毎日焼きたてパンキャッチャー」が、2026年4月1日に開始から5周年を迎えたと発表した。

同企画は、近隣の就労支援施設が運営するパン工房「パン・ド・ノア」(埼玉県鴻巣市)で製造された手づくりパンを買い取り、クレーンゲームの景品として提供する取り組み。2021年の開始以降、アミューズメントと福祉支援を組み合わせた仕組みとして継続されてきた。これまでに提供されたパンは約8万個に達し、種類は約30種類に及ぶなど、長期的な取り組みとして展開されている。
企画誕生の背景には、コロナ禍の影響による売上減少があった。パン工房から駐車場での販売に関する相談を受けたことを契機に、店舗側がクレーンゲームの景品として活用する案を提案し、実施に至った経緯がある。現在も毎朝生地からつくられる無添加の手づくりパンを仕入れ、来店者に提供している。
料金は1プレイ100円で、子どもから大人まで幅広い層が利用できる点も特徴である。パンを景品とする独自性により、テレビ番組などのメディアでも取り上げられてきた。継続的な支援実績は行政からも評価され、2022年には「障害者就労施設応援企業」として感謝状を授与され、2023年には「埼玉県障害者就労支援施設プレミアムパートナー企業」に認定されている。
5周年に合わせて、これまでに登場したパンのなかから人気ランキングも公表された。第1位はメロンパンで、種類の豊富さと幅広い年代からの支持を集めた点が特徴である。第2位はアンパン、第3位は新紙幣発行を契機に登場した渋沢栄一パン、第4位はクリームパン、第5位はかぼちゃパンやマロンパンなどの季節限定商品となった。
6年目の展開では、開始当初に提供されていたアンパンとチョコチップメロンパンを「原点のパン」として再び用意する。取り組みの出発点に立ち返る構成とし、これまでの経緯を踏まえながら継続して展開していく方針である。

