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茨城県、関係人口創出プロジェクト「iBARAKICK!」の2025年度募集を開始!県外人材と県内企業が協働し地域課題の解決に挑む

 NPO法人ETIC.(東京都渋谷区)は、茨城県水戸市からの委託を受け、県が主催する「令和7年度つながる茨城チャレンジフィールドプロジェクト業務」の一環で、県内企業と都市部の人材が協働する地域活性プログラム「iBARAKICK!(イバラキック)」の2025年度プロジェクトを公開。人材の募集を開始した。説明会は既に7月11日より順次実施されており、応募締切は8月31日となる。

茨城県、関係人口創出プロジェクト「iBARAKICK!」の2025年度募集を開始!県外人材と県内企業が協働し地域課題の解決に挑む

同プログラムは、地域とのつながりを深める「関係人口」の創出を目的とした茨城県の施策の一部として、2019年度から実施されてきた。なかでも「iBARAKICK!」は、県外在住の社会人や大学生と、地域課題の解決に意欲を持つ県内企業の経営者とが協働し、地域資源を活用したプロジェクトを推進することを目指している。2022年度からの実施以降、累計46社、57人の人材をマッチングし、地域との多様な接点を築いてきた。

2025年度の募集では、最大15件のプロジェクトに対して、20人程度の人材を採用予定としている。参加条件には、県外在住であること、説明会や現地イベントへの参加、茨城県への訪問が可能であることなどが含まれる。副業型での関与も可能で、企業によっては月額3〜5万円程度の報酬が設定される。

プロジェクト内容は、単なる企業支援にとどまらず、地域課題の解決に資する取り組みを重視している。例えば、水産加工品の販売促進を目的としたSNS戦略の立案、老舗茶問屋の経営分析、子育て世帯向けイベントの企画など、幅広いテーマが取り上げられている。また、活動を通じて地域資源や人との交流を促す「交流ミッション」や、県内の多様なプレイヤーと接点を持つキックオフイベント・ツアーなども実施される予定だ。

本年度からは大学生の応募も可能となり、実践型インターンシップとしての広がりも加わった。主催者は、本プログラムを通じて地域との関係性を築く入口を提供し、地域社会との新たな接点づくりを目指すとしている。

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