SDGsにも貢献!埼玉県産木材を活かした快適モデルハウス「Kon Kon Home 清見」が5月3日にオープン

 近藤建設株式会社(埼玉県ふじみ野市)は2025年5月3日、地域経済の活性化や持続可能な雇用創出などを目的に、埼玉県産木材を約72%使用したモデルハウス「Kon Kon Home 清見」をグランドオープンした。

SDGsにも貢献!埼玉県産木材を活かした快適モデルハウス「Kon Kon Home 清見」が5月3日にオープン

家屋は、その土地の気候や風土に適した木材を使うことで、より快適な住環境を実現できるというが、同モデルハウスでは、埼玉県の木材に精通した地元企業・株式会社ウッディーコイケ(埼玉県秩父市)が手掛ける「秩父檜」を使用。檜は耐久性や耐熱性に優れているという。

また、生産過程や生産者が明確な地元産木材を使うことで、安心感を提供するとともに、地域産業の発展や持続可能な雇用の創出にも貢献。さらに地産地消を推進し、輸送に伴う二酸化炭素排出量の削減や、適切な伐採による森林整備、森林資源の活性化にも取り組む。

住宅設計においては、「通風」と「採光」の確保に注力。各部屋には、風が通り抜けるように、風の入口と出口を考えて窓を配置。リビングには東南向きの大きな開口部を設け、季節を問わず安定した自然光を取り込めるよう工夫している。

さらに、夏は強い日差しを遮り、冬は低い位置からの太陽光を取り込めるよう、庇や軒の設計にも配慮し、快適な室内環境を目指した。リビングには、天井を仕上げずに梁を見せる「現し天井」を採用し、天井を高く見せることで開放感を演出。また、リラックス効果が期待できる木材を使った木製カウンターも設置し、自然の温もりを取り入れている。

地元密着企業ならではの特徴を活かし、仕上げ材に県産材をアクセントとして使用。壁面や障子には「小川和紙」を、土壁には「深谷土壁」を取り入れるなど、埼玉県の伝統素材を随所に生かしたデザインを施している。
なお、同社は、2023年11月にKONDOグループとしてSDGsへの本格的な取り組みを宣言。「Kon Kon Home 清見」もその一環として位置付けられている。

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