前橋市、アニメ「前橋ウィッチーズ」と連携した地域活性化施策を展開
前橋市は、アニメ作品「前橋ウィッチーズ」と連携したまちづくり施策を展開している。同作品を同市の魅力発信や地域活性化のためのコンテンツとし、前橋観光コンベンション協会(群馬県前橋市)とともに市内事業者や公共交通、観光施設と連携。同市の魅力発信や観光回遊、来訪促進につなげ、地域活性化を図っている。

施策では、アニメの世界観を大切にしながら、観光・交通・商業など、他分野でさまざまな取り組みを展開している。観光での取り組みでは、同作品の舞台となった前橋市内を巡るデジタルスタンプラリーを実施。市内5カ所の道の駅や上毛電気鉄道の駅などに等身大パネルを設置している。また、同作品デザインの上毛電気鉄道1日フリー切符の販売や、「前橋ウィッチーズ舞台巡りBOOK」の作成・配布も実施。臨江閣では放送期間中、キャラクターカラーをイメージしたライトアップも行われ、ファンの市内周遊促進や観光資源への理解を深める機会につなげている。公共交通機関とも連携し、市内バスや上毛電気鉄道のラッピング、車内案内ボイス、内装演出など、移動時間そのものを作品体験として楽しめる演出も行っている。
また同市では、市内事業者と協力し合い、地域経済活性化を目的としたキャンペーンも展開。市内飲食店・小売事業者と連携しコラボメニューの提供やノベルティの配布など行い、地域資源と作品をかけ合わせた消費体験を提供している。情報発信では、広報誌「まえばし」の表紙やコラム掲載のほか、公式観光サイト内で作品特設ページを展開。市職員の名札も同作品のデザインに変更した。さらに、前橋駅構内や道の駅へのキャラクターオリジナルボイス設置、駅前ウェルカムボードや商店街の垂れ幕など、まちなかでもさまざまな装飾が行われている。
さらに同施策は、市外にも展開。前橋の水「アカギノメグミ天然水」の限定デザインボトルや、ふるさと納税返礼品への登録などを通じて、同市の認知向上を図る。地元企業や団体との連携も拡大中で、コラボ商品開発のほか、群馬銀行のアプリ利用者限定キャンペーン、サッカークラブ「ザスパ群馬」とのコラボマッチなど、さまざまな企画が実施されている。
同市担当者は、「前橋市の観光コンテンツのひとつとして長く愛していただけるよう、行政としてしっかりとサポートしていきたい」とコメントを残している。

