那須町、隈研吾設計「那須・芦野 石の美術館」を貸切にした新しい婚活モデルのナイトマッチングイベント開催

 栃木県那須町の地域おこし協力隊が運営する婚活プロジェクト「nasu-matching」は3月22日、閉館後の「那須・芦野 石の美術館」(栃木県那須町)を貸し切った婚活イベント「石の美術館ナイトマッチングイベント」を開催する。普段は公開されていない夜の美術館を貸切にして開催する全国でも珍しい取り組みだ。

那須町、隈研吾設計「那須・芦野 石の美術館」を貸切にした新しい婚活モデルのナイトマッチングイベント開催

全国の自治体では、これまでも多くの婚活イベントを行なってきた。しかし、参加者から「形式が似ている」「短時間で相手を判断しなければならない」といった声も挙がっている。そこで那須町は、少子化という社会課題に向き合うなかで、“出会いの数”を増やすだけでなく、“出会いの質”そのものを高める必要があると考えた。

今回のイベントでは、「感情を動かす“ドキドキ空間”の演出」をコンセプトに設定。2001年にイタリアの国際石材建築大賞を受賞した建築家・隈研吾設計の同美術館を活用し、文化資源と空間演出、行動科学を組み合わせた新しい婚活モデルの実現を目指す。

心理学では、軽い緊張や高揚感がある状況での出会いは、その感情が相手への好意と結び付きやすいとされている。そこで今回のイベントでは、ライトアップされた夜の美術館という静寂な空間を舞台に、参加者が館内を歩きながら自然に交流できる仕組みを取り入れる。

参加者は、受付で「freeカード」を受け取り、館内で同じ色のカードを持つ相手を探すことからスタート。マッチングできたら、スタッフのサポートを受けながら美術館を自由に巡り、館内のカフェスペースへ移動し、落ち着いた空間でゆっくりと会話を楽しむ。最後にスタッフが、気になった相手はいたかと参加者へ確認し、イベントを締めくくる。結果は後日、参加者に通知される仕組みとなっている。

イベントの定員数は、男女各20人(先着順)。未婚であれば年齢や居住地の制限はないという。

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