なまずドッグや釣り体験も! アクアワールド茨城県大洗水族館で「外来種が○○すぎる!?いばらき大外来種展」を開催中
「サメの飼育種類数で日本一」を誇るアクアワールド茨城県大洗水族館(茨城県大洗町)で、30種250匹以上の外来種を集めた特別展示「外来種が○○すぎる!?いばらき大外来種展」を11月30日まで開催している。

展示は、外来種に関して「捕れすぎる!?」「クイズが難しすぎる!?」「生態が面白すぎる!?」「大食い過ぎる!?」「美味しすぎる!?」「多すぎる!?」と6つのテーマで構成。ダントウボウやミシシッピアカミミガメ、カミツキガメ、チャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)などを展示し、外来種がどのような経緯で持ち込まれ、どのようにして茨城県に定着したのか、その歴史と生態に触れるほか、外来種によって引き起こされている問題を分かりやすく解説する。
期間中は、外来種の生体展示と動画での解説を行うほか、チャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)を使った「なまずドッグ」(600円、数量限定)を販売。さらに10月18日と11月15日には、霞ヶ浦で外来種フィッシング体験(各日40人、参加費1,500円)を実施。水族館の飼育員が、実際に釣れた外来種の生態を解説するほか調理法もレクチャーする。
館内では学校の団体者を対象とした海洋環境や生物多様性を学ぶ「SDGsクイズラリー」も同時開催。外来種をテーマに、環境問題を考えるきっかけを提供する。同館担当者は「外来種が地域の生態系や生活にどんな影響を及ぼしているのかを楽しく学んでもらいたい」と来場を呼びかけている。

