「パスタの街たかさき」が生パスタの鮮度保持に挑戦!吉田製麺とNTT東日本が電圧冷蔵の実証実験を開始

 生パスタブランド「Japastalia(ジャパスタリア)」を運営する吉田製麺(群馬県高崎市)と東日本電信電話株式会社群馬支店(群馬県高崎市)は添加物を使用していない生パスタの長期保存について電圧冷蔵保存(※1)を用いて実証実験を開始した。

※1電圧冷蔵保存とは、食物等に高電圧の電気エネルギーを加え続けることで、0度以下でも冷凍させずに保存する方法。

製麺する生パスタは、保存料、香料、着色料などの添加物を使用しないため、色合いなどの見た目の変化が乾麺と比較して速く、週3回ほど製麺作業を実施している。

そのため、実証実験は電圧冷蔵技術を活用し、生パスタの鮮度やおいしさを保ち食品ロスの減少に繋げる目的だ。また、長距離輸送が実現することで販路を拡大することを期待する。吉田製麺は、生パスタの拡大により「パスタの街たかさき」の活性化と多くの方に生パスタを認知してもらい売り上げ向上を目指す。また、NTT東日本は、電圧冷蔵保存で産業の課題となる食品ロスを削減し、新たなビジネスの機会を創り出していく。

▪️実証期間
2023年7月13日〜2023年8月9日

▪️実証内容
電圧冷蔵技術を備えている氷感庫を使用し、長期間の低温保存に伴う変化と保存期間を評価する。

東日本電信電話株式会社はこれらの情報は7月13日時点のもので現在は異なる場合があるとしている。

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