群馬銀行、地域企業の支援に向けて「補助金診断サービス」導入を決定

 「補助金クラウド」を運営する株式会社Stayway(大阪府大阪市)は、株式会社群馬銀行(群馬県前橋市)に対し、補助金クラウドの「補助金診断サービス」の提供を開始した。

群馬銀行、地域企業の支援に向けて「補助金診断サービス」導入を決定

Staywayは2024年6月から、AIで申請書類の草案を自動生成するサービス「補助金クラウド Powered by Generative AI」を群馬銀行に提供してきた。

同銀行はこれまで補助金クラウドを活用し、地域中小企業の補助金利用を支援。今回、さらなる活用促進のため新たに「補助金診断サービス」を導入することを決定した。

補助金情報は数千件に及び、企業ごとにニーズも異なるため、自社に適したものを見つけるのは容易ではない。「補助金診断サービス」は、事業者がいくつかの質問に答えるだけで、活用できる可能性のある補助金などを24時間無料で診断できるのが特徴。結果に基づき、金融機関に相談することも可能だ。

両者が連携することで、幅広い補助金に対応し、高い採択率での申請サポートを提供できる。このサービスにより、情報を簡単に検索できるだけでなく、より効果的な地域企業の支援を実現。また同銀行の顧客は窓口に出向かずとも、「ぐんぎんビジネスポータル」内で自社に最適な補助金を手軽に探すことが可能となる。

StaywayはAIを活用した補助金支援を通じて地域企業の成長と生産性向上を後押ししており、今後も地域金融機関との連携を深めることで補助金活用の裾野を広げ、地域経済の発展に貢献する姿勢を示している。

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