鹿島アントラーズが茨城県潮来市と連携したクラウドファンディングプロジェクトを開始! 未来を担う若きサッカー選手たちの育成に役立てる
茨城県潮来市と、日本プロサッカーリーグ J1リーグに所属するチーム・鹿島アントラーズを運営する株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー(茨城県鹿嶋市)は9月17日、クラブの未来を担うアカデミーの練習環境拡充を目的としたクラウドファンディングプロジェクト「アントラーズの未来をみんなで 2025」を開始した。さまざまな返礼品を用意し、支援者とともに、アカデミーでの選手育成を盛り上げていく。
アントラーズアカデミーとは、1992年に活動をスタートさせたサッカー選手の育成組織。高校生を対象にしたユース、中学生のジュニアユース、小学生のジュニアと3つのカテゴリーに分かれ、鹿島、つくば、ノルテ(日立市)の3拠点を中心に活動している。
2025年度だけでも、「第49回 日本クラブユースサッカー選手権」で優勝を果たしたり、「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 EAST」において9月17日時点で首位に立つなど、華々しい成績を残している。過去には、鈴木優磨選手、山田大樹選手、舩橋佑選手、溝口修平選手、下田栄祐選手、松本遥翔選手、徳田誉選手、佐藤海宏選手といった第一線で活躍するプロ選手を輩出。所属している選手たちも日々のトレーニングに励み、将来のトップチーム昇格を目指している。
同プロジェクトは、アカデミーのさらなる環境整備を目的としたもの。グラウンドの増設や、練習環境の向上のために役立てられる予定だ。目標金額は、5,000万円で、支援は5,000~100万円まで幅広い金額帯から選定できる。実施期間は、2025年12月16日の23時まで。募集開始から1日で、寄付金は1,800万円を突破し、応援コメントも18日時点で約400件が集まっている。
支援者には、多彩な返礼品を用意。大きく分けて、「①スペシャルイベント・体験会に参加」「②選手サイン入りグッズの贈呈」「③潮来市特産品プレゼント」の3つから自由に選べる形式となっている。①では、「~アントラーズの未来をみんなで~サンクスマッチ」と題し、ユースチームとトップチームが対戦するスペシャルマッチを観戦できるチケットを贈呈。もしくは、アカデミー出身選手が小学生とその保護者を対象に実施する「親子サッカー教室」に参加できる権利を与えられる。なお、サッカー教室は、潮来市内で開催されるという。そして②では、選手サイン入りユニフォームやフラッグなどのグッズをプレゼント。③では、「黒毛和牛常陸牛サーロインステーキ」「常陸牛」「焼いも 紅はるか」「うなぎ蒲焼」「つけもの詰め合わせ」など、潮来市の特産品が贈られる。