【群馬県みなかみ町】温泉街再生プロジェクトにオープンハウスグループが2億1千万円の支援
株式会社オープンハウスグループ(東京都千代田区)は、グループ会社である株式会社オープンハウス・ディベロップメントから、群馬県みなかみ町へ企業版ふるさと納税として2億1千万円の寄付を行った。
この寄付は昨年の1億7千万円に続き二度目。2023年11月1日には町役場で寄付の目録贈呈と感謝状授与が行われた。合わせて3億8千万円という金額は、みなかみ町への企業版ふるさと納税としては過去最高額だ。
寄付金は、同社がみなかみ町と連携協定に基づき進めている「⽔上温泉街再⽣プロジェクト」など、新たな人の流れを生む取り組みに活用される。
同プロジェクトは、旧一葉亭の解体や減築、東京大学による再生プランの策定などを推進。地元との連携の一環として、住民との意見交換会や「廃墟再生マルシェ」といった出店イベントが行われ、2023年10月には旧一葉亭の活用事業者を公募した。2024年5月には優先交渉権者を決定し、2026年以降にリニューアルされた旧一葉亭の運営を開始する予定だ。
温泉地の廃墟化が社会課題として取り上げられる中、今後は、民間と行政が力を合わせた街づくりを目指していく。温泉街再生のみならず、スキー場や別荘地の分譲など、点ではなく面でみなかみ町を盛り上げ、次代を担う子供たちが誇れる街にしたいという思いだ。