ワークマン初の「推し活バッグ」が発売！ 跡見学園女子大学学生との共同プロジェクト

　跡見学園女子大学（東京都文京区）の文学部現代文化表現学科・元永純代准教授のゼミは、株式会社ワークマン（群馬県伊勢崎市）との産学連携プロジェクトを実施。学生の意見を取り入れた推し活バッグ「＃推しごとーと」を共同開発した。8月末から、全国の「Workman Colors」「＃ワークマン女子」などの一部店舗で販売を開始している。

この産学連携プロジェクトは、2024年に始動。アウトドア中心のブランドイメージを刷新し、若年層を中心に新たな顧客層の開拓を目指すワークマンと、生活者の視点から新しい価値を生み出す力を養う元永ゼミの理念が一致したことから実現した。ワークマンは新業態「Workman Colors」の展開に合わせ、若者のライフスタイルに寄り添った製品開発に挑戦。その第1弾として、近年需要が高まっている「推し活」に着目し、同社初となる「推し活バッグ」を商品化した。

「＃推しごとーと」は、推し活と日常をシームレスにつなぐライフスタイルバッグを目指しており、学生から社会人まで幅広い層の日常使いに適した商品となっている。応援用のうちわが収まるサイズ設計で、ライブやイベントでの使用を想定しつつ、ノートPCやドリンクボトルを収納できる仕切りがあるなど、通勤・通学にも対応できる仕様だ。カラーはオフホワイト、ベージュ、ピンク、サックス、ラベンダー、ブラックの6色展開で、価格は2,500円（税込）。

同大学・元永ゼミでは、ユーザー自身が製品の創造や改良を行う「ユーザー・イノベーション」の研究に取り組んでおり、今回の開発でも学生の学びが生かされている。今後もワークマンと相互に協力しながら産学連携を推進し、次世代に向けた新しい価値の創出に取り組む考えだ。