茨城県特化型のGX推進プラットフォーム「エコのば」が始動！脱炭素と地域経済活性化を同時に実現

　株式会社テックシンカー（東京都品川区）は、茨城県に特化した地域密着型グリーントランスフォーメーション（GX）推進プラットフォーム「エコのば」を正式に公開した。「脱炭素をチャンスに、GXで茨城の経済成長を加速させる」というミッションのもと、地域固有のGX課題に対応し、脱炭素社会の実現と地域経済の活性化を同時に推進することを目的としているという。

同取り組みは、同県の地方銀行である常陽銀行が主催する新事業共創プログラム「Nexus Bridge2024」において採択されたことを契機に始動。全国的に脱炭素化が進む中、地域ごとの産業構造やエネルギー事情に応じた柔軟な対応を求められており、茨城県内でも地域特性に根ざした実効性の高いGX推進を必要としていたという。こうした背景を踏まえ、地域資源を最大限活用し、企業、自治体、金融機関など多様な主体が有機的に連携する基盤を整備。地域経済の持続的発展と環境対応を両立するエコシステムの構築を目指した。

同プラットフォームでは、GX推進の3ステップ「知る・行動する・攻める」を軸に、包括的な支援を提供。「知る」では、政策動向、補助金情報、事例集、ガイドラインなどを網羅的に発信する地域特化型情報ハブを整備する。
また「行動する」では、GX相談窓口を通じた課題解決支援に加え、地域のGX製品・サービスを紹介し、企業間のマッチングを促進する。そして「攻める」では、プレミアム会員向けにAIを活用した高度な業務支援を提供。GXを経営戦略へと昇華させ、収益の拡大や競争力の強化を後押しする。

同プラットフォームは、地域の多様なステークホルダーが一体となり、GX推進を着実に進めるための基盤として機能するものである。