【群馬県中之条町】中之条ガーデンズ「春のローズガーデンフェア＆ブルガリア友好フェア」を6月22日まで開催中

　７つの異なるガーデン複合施設を運営する「中之条ガーデンズ」（群馬県中之条町）は、5月24日〜6月22日の間、「春のローズガーデンフェア」と「ブルガリア友好フェア」を同時開催する。

開園5年目を迎え、充実してきたローズガーデンでは約400種1,000本のバラが咲き誇る。7つの小部屋に分けられ、場面ごとに変わる雰囲気、色彩、香りの違いを感じれるのが特徴で、特に曲線を描いたつるバラが圧倒されるほどのボリュームで続く「ガーランドガーデン」は見どころのひとつだ。日数限定で「朝のローズガーデン特別公開」も行われる。バラの見頃予想は6月上旬。

同施設では、バラをきっかけに、2022年から駐日ブルガリア共和国大使館との交流事業が始まった。同年に、駐日ブルガリア共和国大使館から中之条ガーデンズにバラの苗が寄贈。町民花壇の一角に植樹された。バラを国花とし、豊かな温泉文化を育むブルガリアと、温泉資源に恵まれ、花を通じたまちづくりに取り組む中之条町の文化交流と友好関係の象徴となったのがバラだった。現在、ローズガーデンには寄贈されたバラを植栽している「ブルガリア友好花壇」もある。

同フェアでは、ブルガリアの魅力をより広く認知してもらうため、大使館協力のもと、現地文化を紹介するパネルや映像、民族衣装の展示を実施する。さらにショップではブルガリアの伝統食・塩漬けチーズ「シレネ」やローズ製品、ブルガリア刺繍の民芸品などの販売も実施。このほか、限定日で刺繍のワークショップやブルガリアフォークダンスの披露も行われる。

開園時間は9時〜17時。入園料は、大人1,000〜1,500円、小人500〜700円の予定で、花の見頃によっても変動する。バラの最盛期には中之条を代表する温泉地、四万・沢渡・六合温泉郷などの温泉宿泊者限定で中之条ガーデンズの入園料を割り引く「特別割引（半額）プラン」も実施される。