【栃木県】しもつかれのおにぎりが「地球の歩き方」とコラボし期間限定発売

　株式会社ミツハシ（神奈川県横浜市）は、栃木県の郷土料理「しもつかれ」をテーマにしたおにぎりを2025年2月1日（月）より関東地域の主要スーパーマーケットで販売を開始した。同商品は、人気旅行ガイドブック「地球の歩き方」と共同開発。同誌編集部から、栃木のソウルフードであるしもつかれを商品化したいという提案により実現した。

しもつかれは、鮭の頭や大豆、人参などを酒粕で煮込んで作られる郷土料理。もともとは2月の初午の日に食べられる行事食で、学校給食でも出されているほど地元では馴染み深い料理だ。ただ一方で、独特な酸味と風味から好き嫌いが分かれる。

そのため今回の商品化ではハードルの高さが懸念されたが、「長年愛されるおいしさを知ってもらいたい」という思いのもと、何度も試行錯誤を重ねたという。そうしてたどり着いた商品は、しもつかれのうまみが凝縮された味に。栃木県の魅力を知る「地球の歩き方 栃木」担当者も太鼓判を押すほどの逸品が完成した。

しもつかれを栃木の観光資産へとアップデートすることをめざし活動する「しもつかれブランド会議」とも連携しながら、情報発信を通じて栃木の観光振興に貢献していく。