【利根郡みなかみ町】観光客も地域住民も安心!薬の自販機で利便性向上へ

 群馬県利根郡みなかみ町に、医薬部外品を提供する自動販売機が設置された。この取り組みは、漢方薬や薬膳茶、自然食品などを通じて利用者の健康を支えてきた「薬屋云々」(群馬県利根郡みなかみ町)が、営業時間外にも医薬部外品を販売できる環境を整えるために実施したものである。

【利根郡みなかみ町】観光客も地域住民も安心!薬の自販機で利便性向上へ

同町は観光地である一方、深夜営業の店舗が少なく、観光客や地域住民が急な体調不良時に医薬部外品を購入する手段が限られていた。こうした課題を解決するため、24時間365日利用可能な自動販売機の導入に至った。屋外設置に対応し、冷蔵保冷機能を備えている。

自動販売機は、漢方系の商品をはじめ、風邪薬や絆創膏などの医薬部外品を取り扱っている。最大10品目、140個まで収納できる仕様であり、常に必要な商品を確保できる設計となっている。地域特性や利用者のニーズに応じた商品ラインアップにより、地域の利便性向上に寄与。観光地である温泉街に設置されたことから、旅行者にとっても利用しやすい環境が整っている。

同自動販売機を提供したのは、自動販売機専門サービス「自動販売機JP」を運営する株式会社パルサー(宮城県仙台市)。同サービスは、30種類以上の業種や業態に対応する自動販売機を取り扱い、1,000台以上の導入実績を有している。冷凍、冷蔵、保冷機能付きや屋内外設置対応、キャッシュレス決済対応など、さまざまなニーズに応じた機種を提供している。

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