タイミー、長野県佐久市と事業連携協定を締結! 「スポットワーク」を活用し地域課題解決へ
スキマバイトサービスを提供する株式会社タイミー(東京都港区)は、長野県佐久市と事業連携協定を締結した。同社による連携は、今回が13道府県・21自治体目であり、長野県内では初となる。
長野県の東部に位置する佐久市は、豊かな自然や、日本酒・佐久鯉などの伝統的な食文化など、多彩な魅力にあふれ、「健康長寿のまち」としても知られる。古くは農業を基幹産業とし、製造業や医療・介護、建設業が盛んである。首都圏とのアクセスに優れ、移住や二地域居住の地としても人気がある一方で、若者の市外流出等により2010年をピークに人口は減少、少子高齢化の傾向が見られる。
一方、タイミーは「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングすることで、時間や場所に制約されない自由な働き方を提供することで知られる。アプリで働きたい案件に申し込むだけで、最短1時間から履歴書や面接無しですぐに働くことができる。
今回の連携により、同社の特徴でもある、好きな時間・好きな場所で働ける「スポットワーク」の強みを活かし、同市の地域課題解決を目指す。
具体的な取り組みとしては、潜在労働力を喚起しさまざまな人が働ける機会の創出や、若年層に向けた市内企業への就職支援でUIJターンの促進を目指す。また市内事業者向けの説明会等で様々な業種での業務の切り出し方の提案やサポートをする。
若者の帰省時にスキマ時間で市内の事業所で働いたり、スキマバイトを通して就職先として市内の企業をアピールするなど、「スポットワーク」の創出による人手不足解消や地域活性化に期待が寄せられる。