日本とフランスの縁を繋ぐシルク文化の魅力を発信「富岡製糸場フランスウィーク」を1月に開催!
富岡製糸場の世界遺産登録10周年を記念し、富岡製糸場と富岡市内において「富岡製糸場フランスウィーク」を2025年1月11日(土)~24日(金)に開催することが決まった。富岡製糸場は、フランス人技師ポール·ブリュナの指導のもと明治5年に設立され、これを機に富岡市では数々のフランス文化が取り入れられることになった。
同イベントは、シルク文化を介した日本とフランスの交流を感じてもらうことを目的に実施。「フランス交流映画祭」、「究極の美~シルクアート展」、「フランス文化や西洋文化を感じる町並みフェア」という3つの内容を軸に開催される。
「フランス交流映画祭(観覧無料/事前申込)」は、富岡製糸場 国宝·西置繭所多目的ホールにて「マダム·ソワ·セヴェンヌ【ダイジェスト 特別編】」と「紅い襷 富岡製糸場物語」を上映。イベント初日の1月11日(土)には、日本とフランスの交流婦史研究者であるクリスチャン・ポラックやシャネルの元代表取締役社長リシャール・コラス、映画マダム·ソワ·セヴェンヌの監督を務めた佐藤宏一氏などを招いてのトークショー(14時~14時50分)が観られる。
また「究極の美~シルクアート展」は、富岡製糸場 国宝·東置繭所にて、現代アート作家·中北紘子氏によるフランスの絹糸「セヴェンヌ糸」を使ったアートを展示。映画「マダム·ソワ·セヴェンヌ」に登場するシルクのアート作品も展示する。
「フランス文化や西洋文化を感じる町並みフェア」は、富岡製糸場、富岡市内にてフランス文化や西洋文化を感じる町並み散策とグルメを楽しむ体験ツアー(事前予約制)やイベントを実施。特別企画として、1910年に南フランスで生まれた球技・ペタンクレッスン(要予約・有料)や、ガイドの解説を聞きながら街中を見学できるツアー(特別ランチが付き・要予約・有料)も体験できる。