老舗食品卸企業・田口本店、創業155年の節目に高品質の鶏肉新ブランド「彩の巧 信玄どり」を本格展開へ
埼玉県川越市で150余年にわたり食品卸を営む株式会社田口本店(埼玉県川越市)が、コロナ禍を越え創業155年の節目を迎えた2025年、プロの料理人から高い評価を得てきた高品質な鶏肉をリニューアルし、新ブランド「彩の巧 信玄どり」として本格的な展開を開始した。“本当に美味しい鶏肉とは何か”という問いに改めて向き合い、長年培ってきた職人の「目利き」と「手仕事」の技術によって導き出した理想の鶏を提示しているという。

同ブランド鶏の品質は、「育ち」「熟成」「技」の3つの要素から成り立つ。まず「育ち」では、南アルプスや富士山麓の清らかな名水と空気で育まれた信玄どりを職人が厳選。ストレスの少ない環境と天然甘味料トレハロース配合の特別飼料によって、雑味のないクリアな肉質を生み出している。
「熟成」では、生産地から骨付きのまま仕入れ、徹底した温度管理のもとで24時間静かに熟成させることで、肉質を柔らかく整え、旨みを肉全体に行き渡らせ、味わいに深い奥行きを持たせている。また「技」では、田口本店に受け継がれてきた伝統の手ばらしによって、1羽ごとの状態を見極めながら繊維を傷つけず丁寧に解体する。この手作業が肉本来の保水力を保ち、ジューシーさと高い歩留まり、調理のしやすさを実現している。
既に同ブランド鶏を導入した飲食店からも高い評価を獲得。さらに、今回の新ブランド発表に合わせて特設Webページを公開し、ブランドへの想い、導入店舗の声、商品ラインナップなどを紹介している。
田口本店は今後、同ブランド鶏をフラッグシップブランドとして位置付けていく予定だ。素材を見極める目利き、肉の真価を引き出す手仕事、顧客に寄り添う誠意を哲学とし、150年超の歴史で培ったノウハウを生かしながら、川越発の食文化の確立に向けて貢献していく。

