埼玉の老舗2大酒造の初コラボでブレンド酒「江戸彩 -edosai-」が誕生!売上の一部を福祉団体へ寄付

 埼玉県を代表する酒蔵、松岡醸造株式会社(埼玉県比企郡小川町)と権田酒造株式会社(埼玉県熊谷市)が初の協業により、新たな日本酒「江戸彩 -edosai-」を開発した。発売日は2025年10月10日で、企画・プロデュースは株式会社四境(福岡県福岡市)が手がける。

埼玉の老舗2大酒造の初コラボでブレンド酒「江戸彩 -edosai-」が誕生!売上の一部を福祉団体へ寄付

同商品は、創業130年を超える松岡醸造の銘柄「帝松」と、江戸時代から続く権田酒造の銘柄「直実」をブレンドした日本酒。秩父山系の伏流水による力強い味わいと、熊谷の風土に育まれたやわらかな旨味が調和し、上品で奥行きのある味わいに仕上がっている。原材料は国産米と米麹、醸造アルコールを使用し、アルコール度数は15度。内容量720ml、希望小売価格は税込5,500円である。

ボトルラベルには、福岡県の福祉施設「ひまわりパーク六本松」に所属するアーティスト・濱田浩和さんの作品を採用。色彩豊かで独創的なアートが、日本酒のパッケージに彩りを与えている。四境の企画によって実現したこのコラボレーションは、地域の伝統と多様な表現を結ぶインクルーシブな試みとなった。

また、同商品の売上の一部は、障がいのある人々の活動や生活を支援する団体へ寄付される。日本酒を楽しむことで、社会の多様性尊重や共生の実現につながる仕組みづくりを目指している。

商品はオンラインで受注。さらに、伊勢丹新宿店で11月12日から18日まで販売を予定している。「江戸彩 -edosai-」は、国内の百貨店や酒販店での販売に加え、インバウンド需要を見据えたプロモーションも視野に入れている。伝統文化と社会包摂を融合した日本酒として、国内外に発信していく構えである。

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