創業1804年の老舗和菓子店「湯沢屋」、天然酵母のスコーンを展開する新店舗「日鉢」をオープン

 1804年創業の老舗和菓子店「湯沢屋」(栃木県日光市)は、酒饅頭に使用する天然酵母を生かしたスコーンを中心に展開する新店舗「日鉢(ひばち/HIBACHI)」を、2026年10月31日にオープンする。

創業1804年の老舗和菓子店「湯沢屋」、天然酵母のスコーンを展開する新店舗「日鉢」をオープン

新店舗の主力商品は、湯沢屋の代名詞である酒饅頭と同じ天然酵母を使用したスコーン。開発を担当したのは、湯沢屋の次代を担う8代目・高村祐太郎氏だ。開発は2026年6月に本格化し、天然酵母とベーキングパウダーの配合バランス、発酵温度や時間、焼成温度などの細かい条件を検証し、100回を超える試作を重ねて商品化した。

天然酵母の持ち味とスコーンらしい食感の両立を追求し、外側はカリッと香ばしく、内側はもっちりとした食感で、豊かな風味とほのかな酸味が広がるスコーンに仕上げた。また、生地を4層に重ね、縦方向に高さを持たせた独自の形状も特徴。手で割りやすく、ジャムやバターを塗りやすい構造とすることで、好みのジャムを添えて楽しめる商品となっている。

店名の「日鉢」は、日光の「日」と、店舗を構える鉢石町の「鉢」を組み合わせたもので、「火鉢」と音が重なる温かみのある響きも大切にしている。地域に根差し、日常的に親しまれる店舗づくりを目指す。

石蔵を改装した店内では、スコーンのほか、地元のジャムや自家製ジャム、紅茶なども販売。販売形態はテイクアウトを中心とし、スコーンは店頭での温めにも対応するほか、併設の「鉢石カフェ」(栃木県日光市)でも提供する予定だ。

オープン時の商品ラインアップは、天然酵母と生地そのものの風味を味わう「プレーン」、紅茶の香りを楽しめる「アールグレイ」、チョコチップの甘みをアクセントにした「チョコチャンク」の3種類を予定。価格は320〜380円(税込)前後で、当初は各種類1日30個程度から製造を開始し、順次各50個程度まで拡大する計画となっている。

季節限定フレーバーや地域連携商品の展開を予定しており、将来的には敷地内に残る蔵のさらなる活用や、地元農家・事業者と連携したジャムの開発なども構想している。

新店舗の営業時間は11時から17時、定休日は火曜日・水曜日の予定となっている。なお、商品内容や価格、製造数は変更となる場合がある。

ピックアップ記事

関連記事一覧