子育て支援をカタチに〜地域×子育て支援の新たな挑戦!「こども未来フェスタ」が栃木ふじおか幼稚園で2回目の開催
2025年3月22日、認定こども園ふじおか幼稚園 子育て支援センター「もりのカフェ」(栃木県栃木市)の主催で、2回目となる「こども未来フェスタ」が開催された。
昨年の初開催では5,000人を超える来場者を迎え、今年は6,000人を超える親子が参加。70以上の店舗や団体が出店するなど、地域全体を巻き込んだフェスタとなった。昨年度の実績と地域の反響を受け、今年は栃木市の後援を得ることができ、認知も広がった。
市村弘貴園長は、日々子どもたちと向き合う中で、「親だけでは抱えきれない子育てのリアル」を感じ続けてきたという。だからこそ、家庭でも園でもない「第三の場所」として、地域のあらゆる立場の大人たちが子育てに関わることができる場を創りたいと考えた。そんな想いから生まれたこのフェスタは、単なる親子向けイベントではなく、大人たちが本気で動く姿を見せることを通して、子どもたちが「自分は大切にされている」「応援されている」と実感できる環境づくりを目指している。
当日は多彩なステージイベントと体験型ブースでにぎわいを見せた。特に注目されたのは、テレビ放送が始まったばかりの最新戦隊「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」ショー&握手会。午前と午後の2回にわたって行われた。
また、同園の年長児たちによる体操や、地域で活動する子どもダンスクラブ「LC-CATS」によるステージも大盛況。親子で参加できるワークショップや、地元の人気店によるキッチンカーも多数出店した。
来場者からは「子どもが楽しんでいる間、親も学べる内容があって良かった」「地域にこんなに素敵な人たちがいたことに驚いた」など、喜びの声があがった。
出店者からは「子どもたちの笑顔に出会えたことで、自分たちの活動の意義を再確認できた」「こんなに本気で子育て支援に向き合っているイベントは初めて」といった声も届いた。
同フェスタは、ただのお祭りではなく、遊びながら学べる体験や人と人がつながるきっかけを生む場として、今後も発展を続け、地域全体へと広がる構想も視野に入れているという。