花とあそべる「Gunma Flower Park +」へ 大規模リニューアル!知的好奇心を育む体験型施設へ

 フラワーショップ「青山フラワーマーケット」を運営する株式会社パーク・コーポレーション(東京都港区)の空間デザインブランド「parkERs」は、ぐんまフラワーパークから名称を新たにした「Gunma Flower Park +」のランドスケープと建築に関わる計画・設計を手がけている。
2024年4月からは指定管理者として運営を受託し、リニューアルに向けて準備しており、2025年秋より順次オープンする予定だ。

花とあそべる「Gunma Flower Park +」へ 大規模リニューアル!知的好奇心を育む体験型施設へ

1992年に開園した「ぐんまフラワーパーク」は、施設名を「Gunma Flower Park +」に改名し、花を見るだけではなく、もっと近い距離で触れ合うことができる「あそび」をテーマにした施設に生まれ変わる。

parkERは、2013年のブランド設立以来、室内外に「日常に公園のここちよさを。」をコンセプトとした空間づくりを手がけてきた。人と植物の距離を近づけ、日常に「気づき」を生み出す工夫が施されたパーク全体のリブランディングを展開する。花や植物の体感度を高めるノウハウをいかし、新しい体験のあるフラワーパークを目指す。

メインガーデンは、季節の花摘み体験などのソフトコンテンツにも展開が可能な多様性のある花畑として、エリアごとに色のまとまり・グラデーション・ブーケに束ねた際の美しさを考慮し植栽計画を行う。

また観賞用として親しまれてきた温室は、屋外とは違う距離感やスケール感をいかして、花や緑をさまざまな角度で見たり、触ったり、没入して遊べる体験を提供する温室アスレチックへとリニューアル。知的好奇心を刺激することで学びの姿勢を育てるとともに、花摘み温室も完備し、雨天時や冬季の花摘みにも対応する。

レストランやカフェ兼アクティビティスタジオなど、園内の各施設の内装は、土地とのつながりを意識した「蚕糸」や「竹皮編み」などの素材を取り入れた空間デザインで、群馬県ならではの文化を感じられるような仕上がりとなる予定だ。

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