群馬県発のローカルコミュニティ「GALYEA(ガレア)」がスタート!参加者同士の繋がりで地域の課題解決へ取り組む
株式会社ローカルハーモニー(群馬県桐生市)は、群馬地域活性化団体「かんますべー」の代表で地域活性化に携わる大和隆生氏と連携し、群馬県の地域活性化コミュニティ「GALYEA(ガレア)」を2024年9月1日から開始した。
GALYEAは、参加者個人が群馬の地域課題に取り組むことを目的とし、貢献度に応じた報酬(リワード)を提供するDAO(分散型自律組織)を基盤としたコミュニティである。ブロックチェーン技術を活用した組織形態のDAOを採用した特定のリーダーを持たない組織運営を行い、全員が意思決定に参加できるフラットな地域コミュニティづくりが目的だ。
群馬で同コミュニティAを立ち上げた背景には、『東京から群馬への移住者が抱く「地域に関わりたいが方法が分からない」ことへの課題解決へ向けて、多世代交流ができるコミュニティ、地域愛溢れる群馬のキーパーソンと繋がる機会を設けたい』という大和氏の思いがある。
地域活動として田植えや稲刈り、お祭りの手伝い、ローカルウェブメディアでの記事ライティング、空き家コワーキングスペースのDIYなどが挙げられる。チャットサービスのDiscordに登録することで参加可能で、メンバー同士のコミュニケーションや、掲載されている群馬の地域課題(タスク)を各自の得意分野を生かしながら取り組むことができる。課題解決をするとベビーリーフアイス試食券、コワーキングスペース1ヶ月利用券、ローカルメディア特集記事へ活動内容掲載などの報酬(リワード)が得られる。
さらに、自身が感じたタスクを同コミュニティへ持ち寄ったり、協力を募ることで、新たな人脈形成や課題解決のヒントを得るなど活動を広げることもできる。
今後の取り組みとしては、群馬県内のイベント運営など地域の担い手不足の解決に向けて、地域を盛り上げたいと思う人々を集め、コミュニティの繋がりを活かした活性化を目指すこと。そして、同コミュニティに参加し地域活動に関わることで、地域の課題解決の活動を活かしたキャリア形成へ繋げることを目指すことだという。
その他、11月頃には前橋市内にて古民家を改装したコミュニティスペースと連携し、イベント開催やコワーキング利用、地域のアート作品などの展示を行う予定だ。