お惣菜で街を元気に!群馬県前橋市で「惣菜マダム」プロジェクトが2023年4月22日からスタート

 群馬県前橋市の市街地中心部は、民間主導のまちづくりが盛んだ。かつてシャッターの閉まった店が目立つ商店街だったが、続々と店や活動が芽吹いている。その中で前橋リビングラボ(群馬県前橋市)は、一般市民が気楽にまちづくりに参加できる活動として、2022年より地域活性化を考えるプロジェクトを実施している。

 2023年4月22日からは「惣菜」から地域活性化を考える「惣菜マダム」がスタート。プロから学ぶ料理教室から始まり、惣菜のマーケティングや商品開発、販売をする1年間の市民プロジェクトだ。最終的には、前橋まちなか(商店街)での惣菜店開業を目指し、商店街のさらなる活性化が期待されている。

 「惣菜マダム」は、料理が大好きで、その特技を皆のために役立てたいと考えている人が集まり、活動する。プロの料理人を講師に迎え料理を習い、マーケティングや商品開発を1年間かけて学ぶプログラムだ。開発した商品はテスト販売を経て、最終的には前橋まちなかでの惣菜店開業を目指している。

 料理を作るのも食べるのも大好き、前橋市の地域活性化に少しでも興味がある、いつもとは違う仲間と話がしたいという人におすすめで、また一部だけ参加したい人や、男性の参加も大歓迎だ。

■惣菜マダムのプログラム
・2023年4月~9月(全6回)
料理教室でスキルを学んだり、参加者の得意な惣菜料理を持ち寄って試食やレシピ交換をしたりする。
・2023年10月
講師から学んだ惣菜と、持ち寄った惣菜の中から10種類ほどを商品として選ぶ。
前橋まちなかにあるシェアキッチンを借り、2週間テスト販売をする。
・2024年春
前橋まちなかで「惣菜マダム」として開業する。

プロジェクトの開始に先立ち、惣菜マダムの料理教室第1回「春の”おもてなし”お弁当」の参加者を募集している。以下のような弁当向けの惣菜を5品学ぶ予定で、どれも行楽シーズンに向け大人の女性が食べたくなるようなラインナップだ。

<品目>
・お弁当にも入れられる「焼きロールキャベツ」
・香りを楽しむ「鰆の山椒焼き」
・オープンで簡単「セミドライトマト」
・ちょっと変わった箸休め「白花豆のスパイス煮」
・春が口いっぱいに広がる「桜おにぎり」

講師は出張料理人の村上 史先生。
パーティーやイベントで料理を提供している出張料理人であり、調味料やスパイスを使い素材の良さを引き出した料理を得意としている。

■惣菜マダムの料理教室 第1回「春の”おもてなし”お弁当」参加者募集概要
日時:2023年4月22日(土)13:00~16:00
場所:前橋市中央公民館(前橋市本町2丁目12-1)
参加料:3,000円(税込)
定員:15名(先着順)
申込方法:ホームページ(https://tsumugucd.com/posts/post/511)より問い合わせ又は、
     前橋リビングラボ(群馬県前橋市千代田町2-7-14 2F)でも受け付け可能

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