eスポーツで「実際に使える英語力」を育む! 埼玉県久喜市の公立小学校で実証授業を開始
eスポーツのバーチャル世界を活用した教育サービスを手がけるゲシピ株式会社(東京都中央区)が、埼玉県久喜市の公立小学校で実証授業を開始した。小学3年生以上を対象に、外国語の授業のなかで「eスポーツ英会話」を導入している。

「eスポーツ英会話」は、ゲームの世界で英語を学ぶオンラインコミュニケーションプログラムで、これまでに累計30万回以上の受講実績を持つ。英語でのアウトプット(発話)に特化しており、英語を使うことに自信が付き、英語脳を習得できるプログラムとなっている。
これまで日本の英語教育は、教科書で学んだ知識と、実際に使える英語力との間にギャップがあることが課題とされてきた。また、文部科学省が進める次期学習指導要領の改定議論では、「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」や「多様性の包摂(Equity)」の実現が求められており、実践的な学習環境の整備が課題となっている。
今回の実証授業では、ゲームという共通体験を通じて、「アイテムを集めたい」「ミッションを達成したい」といった気持ちを引き出し、児童たち自らが英語に興味を持ち、積極的に学ぶ姿勢を育てることを目的とした。
授業では、「eスポーツ英会話コーチ」と「担任教員」が役割分担し、それぞれの強みを生かした指導を実施。英会話コーチが、ネイティブな英語を使いながら学習するフレーズやゲームの内容を伝え、担任教員が、コーチへの質問を促したり、フォローしながら児童の個性や学力に合わせたサポートを行った。
授業後の児童からの振り返りシートからは、「いつもの英語より楽しかった」「次回も楽しみ」「コーチも優しく教えてくれて分かりやすかった」といった前向きな意見が寄せられ、また、回を重ねるごとに意欲の変容も確認されたという。
同社は、久喜市における部活動の地域移行の流れも新たな教育機会と捉え、今後も地域クラブ活動などを通じた英会話の提供を進めていく。

