株式会社カインズ、未利用資源に新たな価値を見いだす共創プロジェクト「MOTTAI」を始動
29都道府県278店舗を展開するホームセンターチェーン・株式会社カインズ(埼玉県本庄市)は、十分に活用されていない素材や資源に新たな価値を見いだし、商品として提供する共創プロジェクト「MOTTAI(もったい)」を始動した。

「MOTTAI」は、生産者やメーカー、地域社会、生活者をつなぎ、素材や技術、知見、販売力を組み合わせ、地域の課題を新たな商品価値へと変えていく取り組み。名称は「もったいない」の語源「勿体」に由来している。
取り組みの第1弾では「日本の食課題解決」「おいしさ」「生産者支援」をコンセプトに、見た目や大きさ、傷などを理由に流通しづらい農産物や、食品製造工程で生じる副産物を活用した食品シリーズを2026年10月19日から順次展開。食品ロスの削減を第一の目的とせず、「おいしいから選ぶ」という日常の購買行動を通じて、生産現場や地域の課題解決を目指す。
そのなかのひとつであるレトルトカレー「MOTTAIカレーシリーズ」は、石井食品株式会社(千葉県船橋市)と共同開発した商品。「MOTTAI トマト香るひき肉カレー」「MOTTAI とろとろナスのひき肉カレー」(各180g)、「MOTTAI 豆乳とケールのゴロっと骨付きチキンカレー」(210g)の3種類で、各598円(税込)となっている。
また、三黒製菓株式会社(東京都足立区)と共同開発し、相模屋食料株式会社(群馬県前橋市)の豆腐製造工程で生じるおからを活用した「おからと豆乳の鈴カステラ」(100円、税込)は12月中旬から順次発売予定。さらに、石井食品、私市醸造株式会社(千葉県鎌ケ谷市)と共同開発した「白子町産玉ねぎの甘旨ドレッシングソース」(598円、税込)は12月以降に順次発売予定だ。
このほか、食品ロスや未利用資源の削減を共通の目的に、MOTTAIの理念に賛同するメーカー各社による商品も取りそろえる。商品は「CAINZ MARCHE」「くみまちマルシェ」を展開する35店舗で順次販売となっている。
今後も協業パートナーを継続的に募集し、将来的にはプラスチックや園芸用土などの未利用資源にも対象を広げ、生産者やメーカー、地域の事業者と共創し、新たな価値の創出に取り組む。

