空き家を活用した企業向けの外国人社宅サービス「外国人材シェアハウス」を提供開始
2025年12月25日、空き家の利活用を起点に地域の外国人材・住まい課題の解決を手がける地域共創スタートアップのクールコネクト株式会社(群馬県伊勢崎市)は、企業向けに外国人人材用のシェアハウスを提供する新サービス「外国人材シェアハウス」を開始した。

同サービスでは、関東・東北・近畿エリアに点在する空き家を対象に、外国人従業員が生活しやすい仕様へリノベーションを実施。外国人を雇用する企業に向けたシェアハウスとして提供していく。
現在、全国で空き家の増加が続いており、2023年時点で約900万戸に達している。固定資産税や維持管理の負担、地域景観への影響などが課題となる一方、製造業や介護、農業などの分野では技能実習生や特定技能を含む外国人への依存度が高まっており、「従業員が安心して暮らせる住まいの確保」が企業側の負担となっている。
同サービスは、こうした空き家問題と外国人の住まい確保という2つの課題に対応することを目的に開発され、住まいの確保とコスト削減、空き家の有効活用を一体的に実現する。
また、一般的な賃貸住宅で課題となりやすい入居審査や契約手続き、生活ルールの違いによるトラブルなどのポイントを整理し、クールコネクトが企業に代わって調整を行う。そのため、外国人の受け入れ実績が少なく、十分なノウハウを持たない企業であっても、住まいの確保を円滑に進めることができる。
また、家具・家電を完備し、インターネット環境も備えているため、初期費用と準備にかかる時間を削減でき、入居後すぐに生活を開始できる。急な採用や人事補強にも対応できるよう、契約から入居まで最短1週間程度で完了できるという。さらに、敷金・礼金ゼロの条件での案内も可能で、建物一棟を貸し出すプランでは不動産仲介手数料も発生しない。長期的な社宅利用を検討している企業や、複数名の外国人をまとめて受け入れたい企業にとっても、初期費用などの負担を抑えることができる。
さらに、物件選定や空き家所有者との調整、リノベーション、契約手続きに加え、入居後の設備トラブルに関する一次対応、シェアハウスの利用ルールの整備や多言語での問い合わせにも対応可能。生活習慣の違いに起因するトラブルの発生を抑えていく。

