⾜利スクランブルシティスタジオ、最後の⼀般公開イベントに6,150⼈が来場

 株式会社ギークピクチュアス(東京都港区)は、ギークコミュニティ各社が共同運営してきた実用サイズのスクランブル交差点のオープンセット「足利スクランブルシティスタジオ」(栃木県足利市)の運営を、2025年末で終了すると発表した。

⾜利スクランブルシティスタジオ、最後の⼀般公開イベントに6,150⼈が来場

これまで不可能とされてきたスクランブル交差点での撮影を可能にした当スタジオ。リアルな都市空間を再現できるロケ地として、映画やドラマ、MV、TVCMなど約70本に及ぶ作品で活用されてきた。

同スタジオの運営終了に伴い、11月9日に一般公開イベントを開催。過去の一般公開イベントで実施した来場者アンケートをもとに、グリーンバック撮影を体験できる合成フォトブースを設置したほか、当スタジオで撮影された作品・アーティストパネルも展示した。また、スタジオがある足利市のご当地グルメを堪能できるキッチンカーも出店された。

同イベントが、スタジオ見学ができる最後の機会ということもあり、事前に用意された優先入場チケット3,600枚は、申込開始から数日で完売。当日は不安定な天候にもかかわらず、朝6時から多くの来場者が訪れ、一般公開イベント4度目にして過去最高の6,150人が来場した。

同社は「スタジオ運営は終了するものの、同イベントでも使用した実在の場所を360°全方位CGで再現するサービス「DRL(デジタル・リアリティ・ロケーション)」をはじめとした最先端技術を活用しながら映像作品を創出していく」としている。

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