子育て支援事業を行う明日香、群馬県藤岡市の複合施設「ふじまる」でプレイルームと託児ルームの運営を開始

　株式会社明日香（東京都文京区）は2025年10月、群馬県藤岡市にオープンした複合施設「ふじまる」内で、屋内プレイルームと託児ルームの運営を開始した。

同施設は、子育て世代の支援と地域住民の生活の質を高めることを目的に、藤岡市が旧公立藤岡総合病院の跡地に建設したもの。図書館や多目的ホール、子育て・健康センターのほか、子どもと子育て家庭が交流できる拠点として屋内プレイルームと託児ルームが設けられている。今回、子育て支援事業を展開する同社が両ルームの運営を受託。地域の子どもを育む環境づくりを後押しする。

広さ約450㎡の屋内プレイルームは、発達段階に合わせて4つのエリアに分かれている。「よちよちエリア」は乳幼児が安心して遊べる空間、「すくすくエリア」では、ままごとやブロックで創造力を育む静的遊び、「わくわくエリア」ではトランポリンや回転遊具で全身を使う動的遊びが楽しめる。そして「つどいのひろば」は、シンボル遊具を備えた交流スペースとなっている。
利用時間は1クール50分の入れ替え制で、料金は子ども1人50円（保護者は無料）。生後6カ月から就学前の子どもと保護者が利用でき、保育士資格を持つ同社のスタッフが安全に配慮しながらサポートする。

託児ルームは、生後6カ月から就学前の子どもが対象。保護者のリフレッシュや通院、兄弟の学校行事への参加などで一時的な保育が必要な場合に利用できる。料金は1時間当たり300円で、利用時間は9時から17時。利用には事前登録と面談が必要で、1利用者につき1週間に3日までと上限が設けられている。

1994年の創業以来、「1人ひとりの子育てに寄り添う」という理念のもと全国でさまざまな子育て支援事業を展開してきた同社。「ふじまる」での運営を通じて、地域に笑顔と賑わいを生み出す場所を目指していく。