【茨城県古河市】道の駅発!古河市産にこだわったスイーツ&点心を新発売
茨城県古河市は、市の特産品を使用した新商品3種を、道の駅まくらがの里こが(茨城県古河市)と共同開発し、同施設にて販売開始する。
同施設では、産地直送コーナーで販売している古河市の名産品を素材としたスイーツなどの開発に取り組んでいる。今回は鶏卵、さしま茶、常陸牛に着目。生産者や企業の協力を得て試作を繰り返し、「こが卵のバスクチーズケーキ」「常陸牛 牛肉まん」(2025年4月26日から先行販売)、「さしま茶と甘なっとうのしっとりケーキ」(同6月中旬から販売)をそれぞれ商品化した。
「こが卵のバスクチーズケーキ」を提供する、地元小久保ファーム(茨城県古河市)は、三代にわたり養鶏を営む農家。三代目・健司氏の育てる鶏卵は甘味が強く、濃いオレンジの卵黄が特徴で、たまご本来の味が楽しめる。その卵を主材料に、バスクチーズケーキを開発。バニラフレーバーのプレーンなバスクチーズケーキと、さしま茶を使用したバスクチーズケーキの2種を販売する。
今後、農産物の収穫期に合わせ、古河市産のかぼちゃやさつまいもなどを使用したバスクチーズケーキも販売予定だという。
吉田茶園(茨城県古河市)では、「さしま茶と甘なっとうのしっとりケーキ」を開発。1839年の創業から、6代続く老舗の茶園だ。お茶の栽培から製茶まで手がけ、日本茶アワードの受賞を重ねるなど国内外で高い評価を得ている。吉田茶園の茶葉を含む、さしま茶パウダーと北海道産の小豆を生地に練り込んで焼き上げたパウンドケーキは、さしま茶ならではの緑の彩りと、しっとりとした食感が特徴だ。
そして、古河市産の常陸牛は出荷量こそ少ないものの、優れた肥育農家が多く、その肉質の良さからコンテストで高い評価を得ている。「常陸牛 牛肉まん」を提供する生産者の宇都木孝浩氏は父・一夫氏の薫陶を受け、市の新しい世代の肥育家として注目を浴びている。
さらに隠し味として、今なお木桶づくりを守り続ける大橋醤油店(茨城県古河市)がつくる「焼肉のたれ」を味付けに使用。新鮮な野菜とフルーツをふんだんに使ったスパイシーな焼肉のたれが、常陸牛の味わいを引き立てる。
道の駅まくらがの里こがの営業時間は9時〜20時(時期により変動)となっている。