金融機関や自治体における窓口のDX化を推進へ。チェンジHDとBloom Actが業務提携
株式会社チェンジホールディングス(東京都港区)と株式会社Bloom Act(茨城県つくば市)は2025年4月16日、金融機関および自治体の窓口業務のDX化に向け業務提携を締結したと発表した。
チェンジHDは、ビジネスモデル・業務プロセスのデジタル化やデジタル人材の育成支援、自立した持続可能な地位創生の共創に取り組む企業で、子会社の株式会社チェンジ(東京都港区)は創業以来、組織のDX化や人材育成支援を強みとして各業界の業務改革を推進してきた。
一方Bloom Actは、2021年よりオンライン商談システム「ROOMS」の提供を開始し、金融機関を中心に窓口業務のオンライン化支援を進めている企業だ。
同システムは、アプリのインストール不要で誰でも簡単に接続ができるほか、カレンダーによる予約機能や商談に特化した多彩な機能を搭載しており、導入により店頭と変わらない安心感を持ったサービス提供が可能となる。
業務提携により、チェンジが同システムの営業・導入支援を担い、顧客の窓口業務全体の変革を支援する。窓口業務の課題を抱える金融機関や自治体に向けて、非対面化と業務効率化を両立した「次世代の窓口モデル」の社会実装を目指す。
また、業務課題に応じた導入計画の策定、運用サポート、品質向上施策の推進まで一気通貫で提供。将来的には、両社の協業を通じてAIエージェントや業務代行(BPO)を活用した新たな窓口サービスの企画や新プロダクトの開発推進も視野に入れているという。