太田市誕生20周年を記念した「第九コンサート」で、津々浦々から2,200人の合唱団が集結!4,600人の来場者が会場を埋め尽くす
2025年3月9日、群馬県太田市の多目的施設「オープンハウスアリーナ太田」にて、市誕生20周年を記念した「第九コンサート」が開催された。
同イベントは、旧太田市と尾島町、新田町、藪塚本町が合併した2005年から20周年を迎えたことを祝う記念事業。2024年5月から参加者を募ってきた結果、地方開催でありながら、北は北海道、南は九州まで、全国各地から2,200人の合唱団が集結した。年齢層も、7歳から94歳まで幅広い世代が集まったという。
当日は、記念式典に加え、市長の式辞や功労者への感謝状贈呈を執り行った後、コンサートが開演。関西フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者であり、国内外のオーケストラで数多くの経験を誇る藤岡幸夫さんが指揮者を務めた。
来場者数は、約4,600人。その人たちに向かって、群馬交響楽団とプロのソリストたちを中心とした2,200人の合唱団が歌声を披露した。また終演後には、地元の東毛経済同友会と地元小・中学生が製作したメッセージ入りのランタンも公開された。
太田市の20周年を祝うだけでなく、芸術文化の振興や地域内外の関係人口拡大にも寄与した同イベント。清水市長からは、今後2回目の開催に対する意欲的な発言もあり、さらなる発展が期待される。
なお、コンサートの様子は3月20日の14時から、エフエム太郎(76.7MHz)で放送予定。同日の19時にも、再放送されるという。