茨城交通の路線バス全車両約400台に各種キャッシュレス決済導入を決定。2023年12月頃導入予定、Visaのタッチ決済とQRコード決済でさらに便利に!
茨城交通株式会社(茨城県水戸市)は、茨城交通が運行する路線バス約400台において、新たにVisaのタッチ決済・QRコード決済を導入することを決定した。
現在、茨城交通の路線バスではICカード・現金以外の決済手段がなく、ICカードも「いばっピ」(統合前の茨城交通エリア)、「でんてつハイカード」(旧日立電鉄交通サービスのエリア)の互換性の無い2つのサービスが併存している。今回、新たに各種キャッシュレス決済での運賃支払いを実現することで、利便性の向上を目指す。
また日立エリアへ「いばっピ」サービスを拡大することでICカードサービスを「いばっピ」に統一するとともに、定期券申し込みやオートチャージ申請をWebで完結できる「いばっピWebサービス」も提供予定だ。
導入予定時期は2023年12月頃を予定。新たにVisaのタッチ決済(クレジット・デビット・プリペイド)とQRコード決済(PayPay、メルペイ、d払い、au PAY、LINE Pay)の導入を予定している。
導入予定時期 | 2023年12月頃 |
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導入対象 | 茨城交通が運行する一般路線バス全車両 約400台 |
ご利用可能となる 支払方法 | ・Visaのタッチ決済(クレジット・デビット・プリペイド) (今後、他ブランドの追加を検討中) ・QRコード決済 PayPay、メルペイ、d払い、au PAY、LINE Pay ・MaaSデジタルチケット 茨城MaaSで販売するデジタルチケット ・茨城交通発行のICカード「いばっピ」 ・現金(一部区間では回数券) |
また、茨城県内のバス・公共交通機関の乗車券やセット商品をオンライン購入できる「茨城MaaS」で販売するMaaSデジタルチケットも利用可能になる予定だ。
利用の増加が著しいVisaのタッチ決済やQRコード決済等のキャッシュレス決済を導入することで、路線バスの利用頻度の少ない人や、地域外から来る観光客の利便性を向上する狙いがある。
また茨城交通の路線バス全エリアで決済手段が統一されることで、路線バスによる移動がユーザーにとってより分かりやすいものとなりそうだ。