一流レストラン向けいちごの生産現場を体験! 茨城県鉾田市・村田農園で農業プログラムを実施
株式会社フューチャーリンクネットワーク(千葉県船橋市)は2026年2月21日、茨城県鉾田市と連携し、同市の村田農園で「いちご農業体験プログラム」を実施する。本企画は、いちごの収穫後工程や直売所カフェの運営補助を参加者に体験してもらい、農業を「仕事」として捉える視点を提供する取り組みである。一流レストランや国内航空会社のファーストクラスで採用されているいちごの生産現場を舞台とし、観光とは異なる関わり方で地域と接点を持つ機会を創出することを目的としている。

フューチャーリンクネットワークでは2024年より鉾田市と協働し、生産者と都市部の人々をつなぐ農業体験に取り組んできた。本企画は、そうした実績を踏まえ、関係人口創出プログラム「チイオシ〜地域推し活プロジェクト〜」の第7弾として位置付けられる。
体験内容は、収穫後のいちごを商品として出荷するためのパック詰めや箱詰め作業を中心に構成されている。参加者は、形状や大きさ、鮮度を考慮した並べ方を実際に行い、品質を維持するための工程や資材の役割について現場で理解を深める。また、農家直営の直売所カフェでは、接客や運営の補助に携わり、生産物がどのような流れで消費者へ届けられているのかを体験する。生産工程だけでなく販売や運営にも関わることで、農業の仕事を一連の流れとして捉える構成である。さらに、体験の合間には、生産者本人から農業への考え方や現場での判断、これまでの取り組みについて話を聞く時間が設けられている。少人数で実施される本プログラムは、地域や農業と継続的に関わるための最初の接点として企画されている。
本プログラムは、農業体験を通じて地域の産業や担い手の現場を知る機会を設け、地域理解を段階的に深めることを狙いとしている。継続的に実施してきた農業体験事業の知見を生かし、受入体制や運営方法を整理した上で実施される点も特徴であり、市と民間事業者が役割を分担しながら運営する事業となっている。

