4種の希少メロンを味わう!昭和村はやしふぁーむの食べ比べセットが完売
「昭和村はやしふぁーむ」(群馬県利根郡)が、スーパーや百貨店では滅多に出合えない希少メロン4種を栽培し、2025年から「食べ比べ通販」を開始。初年度ながら、完売する反響を呼んでいる。

同園が位置する昭和村は、標高5,000m、昼夜で15度以上の寒暖差があり、北海道夕張市にも勝るほど果物栽培に適している土地だが、メロン農家は他に存在しない。同園のメロン栽培は、不毛地帯への挑戦から始まった取り組みだった。
育てているのは、「クラリス」「ムーンライト」「プリンス」「キューピット」の4種類。1本の木に1玉だけ実らせる「一本一果」という栽培法で、糖度16〜20度、通常の2倍にもなる大玉メロンを実現させた。
「クラリス」は平均糖度16度の濃厚な甘味ととろける口当たり。「ムーンライト」は白い果肉が特徴で最高糖度は20度を超えることもあるという希少品種だ。昭和の懐かしい甘味が特徴の「プリンス」は、栽培する農家も減り、通販ではほとんど入手できないという。超高糖度の「キューピット」は国内ではほとんど栽培されていない幻のメロンとして知られる。
これら4種類を味わえる「食べ比べセット」は、俳優のなべおさみさんも「実に美味しい」と絶賛。「大のメロン好きだった父に食べさせたい」という林代表の想いから始まった、同園のメロン栽培は、大切な人への贈り物にふさわしいメロンを届けたいという信念のもと、贈答品としても人気を集めた。2025年は既に完売したが、2026年の収穫期には、LINE公式アカウントの登録者を対象に先行販売を行う予定だ。

