日本一ペットフレンドリーな観光地を目指し、栃木県でペットツーリズム協議会が設立
栃木県は12月12日、地域の事業者、自治体、団体、個人が連携し、ペットとともに楽しめる観光地域づくりを推進する目的で、「栃木県ペットツーリズム協議会」を設立したと発表した。

豊かな自然環境、観光資源、温泉に恵まれ、首都圏からのアクセスの良さから、多くの観光客に親しまれている同県。近年、ペットを家族の一員として旅行を楽しむ「ペットツーリズム」需要が高まり、地域観光の新たな可能性として注目されている。一方で、ペット同伴旅行の受け入れ環境については、宿泊施設、飲食施設、観光施設、交通機関、動物病院などの連携が十分とはいえず、情報の整理や発信体制に課題が残されている。
同協議会の設立により、栃木県全体の観光振興と地域経済の発展を目指し、ペットツーリズムに関する調査研究や受け入れ環境の整備、イベントやキャンペーンの実施、情報発信、行政や関連団体との連携を進めていく。
具体的には、県全体のペット受け入れ環境の整備、ペット防災の観点からの情報整備と安全対策の強化を実施。観光資源の魅力向上と地域活性につながる新たな観光モデルの検討、県内外への広報とネットワーク拡大による組織基盤の強化、ペットと飼い主双方のウェルビーイングに向けた取り組みも行っていく。
初年度事業は、公式WebサイトやSNSでの情報発信、受け入れ施設やイベント情報、安全対策情報の公開、各種ガイドラインの整備を強化していく。このほか、県内事業者を対象としたアンケート調査やペット同伴旅行の実態調査、受け入れガイドの試作も予定している。
また、行政機関や観光団体、動物病院関係団体との協働、宿泊・飲食・観光施設との連携強化、安全対策ガイドラインの検討も進める。会員向けに、全国動向や補助金情報の提供、ビジネスマッチング支援、施設紹介などを行う。

