【茨城県】資料動画化サービス「SPOKES」を導入!広報・企業支援を強化
茨城県は、株式会社Bloom Act(茨城県つくば市)が提供する資料動画化サービス「SPOKES」を導入すると決定した。これにより、県内のベンチャー企業や中小企業の事業内容をより分かりやすく住民・企業に発信していき、認知拡大と支援強化を図る。

同社は、「時間の価値を最大化する」を理念に、業務効率化や情報発信を支援するITソリューションを展開する企業である。同社が開発した同サービスは、PowerPointなどの資料をアップロードするだけでナレーション付きの動画を自動生成できるクラウドサービスだ。撮影や録音、編集をDX化することで、従来の動画制作にかかっていた時間やコストを削減できる。専門的知識を必要とせず、誰でも簡単に分かりやすい動画を作成できる点が特徴である。
一方、県は将来性と独自性を備えた地元企業の商品やサービスを「茨城ベンチャートライアル優良商品等創出事業者」として認定し、積極的に情報発信を行ってきた。しかし、ホームページや紙資料だけでは十分に伝わらず、認知拡大や利用促進に課題があった。こうした背景を踏まえ、県は認定事業者の強みをより効果的に発信する新たな手段として、同サービスを導入するに至った。
さらに同サービスの導入により、動画の客観的な視聴データが取得可能に。関心の高い分野を把握し、今後の広報活動にも生かすことができるようになった。また、視聴者が興味のある項目を選びながら視聴できる「インタラクティブ動画」機能により、知りたい情報を選択することが可能となる。これらの機能を活用し、県では戦略的で効果的な情報発信を目指していく考えだ。
同サービスはリリースから3年で既に全国700社以上で導入され、自治体や教育機関など幅広い分野で活用が進んでいる。今回の取り組みを契機に、県内企業の魅力発信がさらに活性化していくことが期待される。


 
									 
									 
									 
									 
									 
									 
									 
									 
									 
									