「道の駅まくらがの里こが」で食品リサイクルの仕組みづくり!ダイナックが7月1日より運用開始
全国で飲食店やケータリングサービス、道の駅・サービスエリアなどを運営する株式会社ダイナック(東京都港区)は、「道の駅まくらがの里こが」(茨城県古河市)にて、食品ロスの削減を推進する食品リサイクルを構築し、7月1日より運用を開始している。
同社は、外食の楽しさを創造する外食エンターテイメント企業を目指し、環境課題への取り組みとサステナビリティ経営の推進に注力している。外食企業としての責務として、ケータリング事業においての食品ロスを堆肥化し、契約農家で堆肥を活用して野菜などを栽培し再生する「食品リサイクルループ」を2024年8月に構築した。
今回はその第2弾として、同社運営の「道の駅まくらがの里こが」と、廃棄物処分業などを手がける「株式会社結南クリーンセンター(茨城県結城市)」と肥料化事業を推進する「株式会社むかしの堆肥(茨城県下妻市)」と業務提携し、3社共同で食品リサイクルの取り組みを開始。フードコート内で発生する生ごみや、直売所で発生する傷みで販売できない商品を分別し、結南クリーンセンターが回収・運搬し、その後、むかしの堆肥にて堆肥化する。
この食品リサイクルの構築により、「12 つくる責任・つかう責任」のSDGs目標達成と、食品ロスの削減を目指す。また、リサイクルすることで焼却時に排出されるCO2の発生を削減でき、脱炭素社会にも貢献する。
今後は、この堆肥を利用して育てた作物を「道の駅まくらがの里こが」の来場者に提供することを目指していくという。