夏に食べたい、贈りたい。150年の老舗うなぎ専門店が「開運」を贈る、御朱印付きうなぎギフトを新展開
1872年創業の老舗うなぎ専門店「むさしや」(栃木県栃木市)は、うなぎを神の遣いとして祀っている平柳星宮神社(栃木県栃木市)とのコラボレーションを実施。備長炭炭火焼と150年継承された秘伝のタレで仕上げた「一本焼き」のうなぎ蒲焼に、うなぎの絵柄の御朱印を添えたギフト「開運うなぎ」シリーズを2025年7月より販売を開始した。
同店は、土用の丑の日を控えた夏の贈答需要に向け、全国的にも珍しい「うなぎを祀る」神社とコラボした御朱印付きギフトを開発。EC展開および栃木市のふるさと納税での販売を皮切りに、今後は全国の百貨店などに向け、通販の展開も予定しているという。
栃木市は、「うなぎの街」と言われるほど、地域の文化にうなぎが深く関わっている。地域の中心的な神社では、古くからうなぎを祀っており、江戸時代にはお布令によって捕ることを禁止され、明治になって解禁されるまでは地域の人々にはうなぎを食べられない文化があった。
「むさしや」は、うなぎ解禁後に間もなく創業し、地域に根差したうなぎ料理を提供。備長炭の炭火焼・割きたて・蒸したて・焼きたての職人技を守り続けるとともに、食文化の伝承と地域活性化を担うべく、2024年より贈答用冷凍うなぎの開発にも着手している。
今回発売する「開運うなぎ」は、うなぎを神聖な存在として大切にしてきた地域信仰を背景に、オリジナルデザインの御朱印を付けた「文化と縁起をまとったうなぎギフト」として誕生。市内で神様の使いとして信仰されるうなぎの贈り物は、他にないストーリー性と唯一性を備えた商品として注目されている。
価格は、蒲焼1本入りは3,600円、2本入りは6,600円、蒲焼・白焼セットが6,600~1万2,500円(いずれも税込)となっている。