宿泊客も宿側もメリット多数！栃木県日光市の「上屋敷 平の高房」が、スマホから料理をオーダーできるシステムを導入

　株式会社ジェネックス（栃木県宇都宮市）は、湯西川温泉を提供する「上屋敷 平の高房」（栃木県日光市）において、スマートフォンを活用した「とどろくオーダーシステム」を導入した。

同宿は、山あいに佇む全19室の隠れ宿。白壁と瓦屋根が印象的な重厚な建築に、四季の風景が楽しめる露天風呂や貸切風呂を備えており、肌にやさしい弱アルカリ性の温泉が好評だ。

今回導入されたオーダーシステムは、宿泊客の利便性とサービス向上を目的としたもの。専用アプリのインストールは不要で、宿泊客が自身のスマートフォンでQRコードを読み取ることにより客室や食事処から飲食の注文が可能となる。

静かな空間を好む利用者にとっては「声を出さずに注文できる」と好評だという。注文は、スマートフォンのほか、タブレットやスタッフ用ハンディ端末からもできる。オーダーシステムのインターフェースは多言語対応かつシンプルな設計となっており、言語や年齢問わず使いやすい仕様になっている。画面上で、メニュ一を一覧できることで、追加注文の促進にもつながっているという。

また、宿側にとっても、注文受付から伝達・記録までが一元化されたことで伝達ミスが大幅に減少。オーダーシステムには、注文管理や売上分析といった機能も備わっており、業務効率の向上も期待できるという。